屋根パワーで使用しているガルバリウム鋼板
アイジー工業 スーパーガルテクト
横葺きの場合弊社ではスーパーガルテクト（IG工業様）を使用させて頂くことが多いです。
特徴としては断熱材が入っており耐久性に優れています。
穴あき保証２５年 遮熱性ポリエステル樹脂塗膜を２コートで仕上げているため
お客様にも安心して提供できる材料の一つです！
さらにカバー工法専用の役物も全てありますので職人さんにも人気の商品です。
スーパーガルテクト（IG工業様）を使用するメリット
ガルバリウム鋼板は本来の素材にマグネシウムが追加されたものがスーパーガルテクトです。
マグネシウムが追加されているため、高耐久で長持ちです。
また、潮風に強いので海に近い地域でも保証が適用されることもメリットの一つです。
スーパーガルテクト（IG工業様）の価格帯
JFE鋼板 ガルバリウム鋼板
立平葺き（たてひらふき）に関しましては急勾配屋根やアーチ屋根と様々な屋根の形状に対応できます。
こちらはJFE鋼板様のガルバリウム鋼板を立平葺きです。
排水力抜群の切妻屋根です。
JFE鋼板 ガルバリウム鋼板を使用するメリット
同じくガルバリウム鋼板のため高耐久でありながら、価格帯がリーズナブルです。
JFE鋼板 ガルバリウム鋼板の価格帯
日鉄鋼板 ニクスカラーSGL
ガルバリウム鋼板にマグネシウムの防錆効果がをプラスされ、
ガルバリウム鋼板の3倍超の耐食性があるガルバリウムSGL鋼板。
海岸500m以遠 原板の穴あき 25年保証が付いています。
ガルバリウム鋼板について
ガルバリウム鋼板は、金属屋根材として非常に人気が高く、住宅や商業施設、倉庫などさまざまな建築物に使用されています。主に耐久性やデザイン性、施工のしやすさから多くの人々に選ばれています。
こちらのページでは、ガルバリウム鋼板の詳細について説明します。
ガルバリウム鋼板の概要
ガルバリウム鋼板は、鉄板にアルミニウム（約55%）、亜鉛（約43.4%）、シリコン（約1.6%）を主成分とする合金メッキを施した鋼板のことを指します。
これにより、通常の亜鉛めっき鋼板（トタン）よりも優れた耐食性と耐久性を持っています。
商品名として「ガルバリウム」と呼ばれることが多いですが、正式には「アルミ亜鉛合金めっき鋼板」といいます。
ガルバリウム鋼板屋根の特徴
優れた耐食性
アルミニウムと亜鉛の組み合わせにより、塩害や酸性雨に対して高い耐久性を持っています。
特に海岸地域や工業地帯など、腐食環境に強いのが特徴です。
軽量性
他の屋根材（瓦、スレートなど）と比較して非常に軽く、建物全体の重量を抑えられるため、耐震性を向上させます。
美観性
ガルバリウム鋼板はさまざまな色や仕上げが可能で、デザイン性が高いです。
金属特有の光沢感とシャープな印象を持ち、現代的な建築スタイルによく合います。
耐熱性と耐寒性
極端な温度変化に対しても強く、熱膨張や収縮による変形が少ないため、さまざまな気候条件下で安定して使用できます。
リサイクル性
ガルバリウム鋼板は金属製品のため、廃材になってもリサイクルが容易で、環境負荷の少ない建材です。
ガルバリウム鋼板の種類
ガルバリウム鋼板には、表面の処理や加工方法によっていくつかの種類があります。
表面処理の種類は以下に分けられます。
無塗装ガルバリウム鋼板
特徴：メッキそのものの金属光沢を持つ、いわゆる「シルバー色」のガルバリウム。耐食性は高いですが、錆が発生すると目立ちやすい。
用途：倉庫や工場などの工業用建築物、商業施設など。
塗装ガルバリウム鋼板（カラーガルバリウム）
特徴：ガルバリウム鋼板の表面にフッ素樹脂塗装やシリコン樹脂塗装を施したもの。色や質感のバリエーションが豊富で、デザイン性が高い。
用途：住宅、商業施設、公共施設など、見た目にこだわる建物。
立平葺き
特徴：鋼板を縦に継ぎ目なく葺き上げる方式で、雨水が侵入しにくい構造。シンプルな見た目でモダンな印象を与える。
用途：現代的な住宅や商業施設の屋根。
横葺き
特徴：横方向に継ぎ目を設ける方式で、和風建築にも合うデザイン。斜面の緩い屋根にも対応可能。
用途：一般住宅や低層建築の屋根。
瓦型ガルバリウム
特徴：金属屋根でありながら、瓦のような形状に成形されたもの。和風住宅の意匠を保ちながら、金属屋根の利点を活かせる。
用途：和風住宅、古民家風の建築物。
ガルバリウム鋼板屋根のメリットとデメリット
メリット
・高い耐久性と耐食性
アルミニウムの割合が多いため、塩害や酸性雨に強く、長期間にわたり美観と性能を維持します。
耐用年数は一般的に30～40年程度です。
・軽量で耐震性に優れる
ガルバリウム鋼板は非常に軽量で、地震の際の揺れに対して建物への負荷を軽減します。
・施工のしやすさ
加工が容易で、屋根の形状に合わせて自在にカットできます。施工時間が短く済み、施工コストを抑えることができます。
・デザイン性の高さ
カラーバリエーションや形状の種類が豊富で、現代的なデザインから伝統的なデザインまで、さまざまな建築スタイルに対応可能です。
・低メンテナンス性
耐食性が高いため、通常の使用環境であれば、メンテナンスの頻度が少なく済みます。
デメリット
・断熱性と防音性の低さ
金属製のため断熱性や防音性が低く、夏は暑く冬は寒くなりやすい。断熱材や遮熱材、防音材の併用が必要です。
・傷やへこみの影響
表面が金属のため、強い衝撃を受けるとへこみや傷が付きやすい。特に樹木の枝や飛来物に注意が必要です。
・表面劣化
無塗装のガルバリウム鋼板は、長年の紫外線や雨風の影響で表面が劣化しやすい。塗装タイプの場合も、劣化した場合は再塗装が必要です。
・錆びの発生
ガルバリウム鋼板は耐食性が高いものの、切断面や傷がついた部分には錆びが発生する可能性があります。切断部や接合部の処理を丁寧に行うことが重要です。
ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンスと耐用年数
・耐用年数
通常、30～40年程度の耐久性がありますが、設置環境やメンテナンス状況により異なります。塩害の影響を受ける地域では、寿命が短くなることもあります。
・メンテナンス
基本的には低メンテナンスですが、錆や傷がついた場合は早めに補修することが大切です。また、塗装タイプのガルバリウム鋼板では、10～20年ごとに再塗装が推奨されます。
・点検
年に一度程度、屋根に異常がないか点検を行います。特に、切断部や接合部の錆び、傷の有無を確認し、問題があれば早めに対処します。
ガルバリウム鋼板屋根の用途と注意点
主な用途
・一般住宅
軽量で耐食性が高く、デザイン性も高いため、一般住宅の屋根材として広く使用されています。シンプルなモダン住宅から和風住宅まで幅広く対応できます。
・商業施設
デザイン性と耐久性を兼ね備え、商業施設の屋根や外壁材としても採用されています。
・工場・倉庫
耐久性と耐食性を求められる場所で、工場や倉庫の屋根材としても使用されます。
注意点
・錆び対策
ガルバリウム鋼板は耐食性が高いものの、切断面や傷から錆びが発生することがあります。施工時や点検時に注意し、問題が発生した場合は速やかに対処することが重要です。
・断熱・防音対策
金属特有の断熱性と防音性の低さをカバーするため、断熱材や遮熱シートの使用を検討する必要があります。
・塗装劣化
カラーガルバリウムの場合、塗装の劣化が見られたら早めに再塗装を行うことで、美観と耐久性を維持できます。
ガルバリウム鋼板の屋根は、耐久性とデザイン性に優れ、幅広い用途で使用される信頼性の高い建材です。
適切な施工とメンテナンスを行うことで、長期間にわたり美しい外観と性能を保つことができます。
